◆ 新型マウス

 和菓子のような外観を持つアップルの新型マウス。特徴は光学センサによりマウスを操作する場所を選ばないと言う点。会場でもいろいろな素材を張った板を用意して、どのような素材の上でもしっかりとカーソルをコントロールできることをアピールしていた。

 まあでも光学式自体はすでに実用化されている技術なので、特に目新しさはないが、全体がボタンとして機能するという構造やデザインと相まって、一つの大きなリニューアルとなっている。また細かい点だがマウスケーブルの剛性が弱くなっていて使いやすくなっている。

 裏面にはスピードを調整する切り替えスイッチがリング状になっている。(いかにも中にボールが入っていそうな形状だ)しかしながらコントロールパネルでもマウスのスピードが調整できるので、この部分は少しアップルらしくない設計といえるかもしれない。

 マウスのフィーリングについては毎日使いこなさないとわからない部分で好みが分かれるところなんだが、個人的にはあまり好きではなかった。会場でマウスのフィーリングをチェックしていると、張り付いているアップルのスタッフからマウスの使い方もおぼつかない初心者扱いされて閉口した。(笑)

 好みはわかれるにしても完成度としてはかなり高いといえるので、このマウスが今までの丸形マウスに代わって標準装備されるというのは非常に喜ばしいことだと思う。実際G4のディスクトップを買ったときに、キーボードとマウスのあまりのミスマッチ(デザイン的にもタッチ・フィーリング的にも)にがっかりしてしまった覚えがある。

しかし、このマウスとても美しいのだが、脂性の人が使ったら指紋だらけのぬとぬとマウスになるのではないかと心配だ。 マウスって結構汚れるモノなのである。

 キーボード

 マウスに比べればマイナーチェンジという感のあるキーボード。それでもフルファンクション対応になったのは大きな前進。逆に言うとそれだけという話もあって、少しさわってみただけの感触では、キータッチが改善されたという感じは受けなかった。

 キータッチも好みの分かれる部分だが、少なくとも私の周りでは最近の(iMac以降の)キーボードのタッチを好む人はいない。Proという名を冠すにはまだ少しおもちゃ的感覚が強いように思う。マウスがかなりの変革を遂げただけに残念。

 ただマウスにしろキーボードにしろ、ちゃちになりがちな透明プラスティックを使って高級感すら演出しているのはさすがといえるだろう。サードパーティー製のものはこの辺が弱い。