
◆ 新型Power Mac G4
デュアルプロセッサ方式の採用が一番の変更点。(400MHzモデルはシングルプロセッサ)とはいってもクラシックOS(この場合はOS9)ではアプリケーションが対応していない限りデュアルプロセッサの恩恵は受けることができないので、ほとんどのソフトウエアが対応していない現時点では、砂漠に通した高速道路のようなもの。
OS Xからはシステムレベルでマルチプロセッサに対応するので、OS Xではその力を発揮するのだろうが、早くて来年になるOS Xに今から対応しても、OS Xが出た頃には一世代前のマシンになってしまうわけで、意地の悪い見方をすれば、いつまでたっても高クロックで安定しないG4プロセッサをPentiumプロセッサ(ぼちぼち1GHz=1000MHzが製品化される)に対抗させるため、力業で二つ載せてみましたといった所でしょう。
筐体も何も変化がない今回の発表だが(デュアルプロセッサモデルは電源ランプの色が違うけど)、価格を据え置いたのは評価できる点ではないかと思う。つまり、「デュアルプロセッサ方式になったけど、同じ価格ならちょっとお買い得でしょ?」という点では納得感はあるのではという気がする。
ギガビットイーサーネットを装備したのも大きく評価できる。ネットワーク環境は本体より遅れてくることが多いので、マシンに増設することなくネットワーク環境をくむには、あまり一般的でない頃からの対応が肝要だ。この辺はAppleははずさない。10Base2の融通の利かないネットワークが流行りだした頃には、Macにはすでに10BaseTのRJ-45端子が付いていたし、10BaseTが主流になったときには、100BaseT対応にすでになっていた。
そういえば正式にPower MacintoshがPower Macという表記に代わったのはいつからなんだろう?